胃癌の抑制効果の可能性が報告されているアスピリン、非ステロイド消炎鎮痛薬と腸上皮化成、胃癌の関連について、別の患者コホートを用いた解析を行い、アスピリン、非ステロイド消炎鎮痛薬は腸上皮化成や胃癌のリスクの増加と関連しないことを明らかにし、結果は国際誌Cancer Prev Res に掲載された。 また、胃癌のリスクの増加との関連の可能性が報告されているプロトンポンプ阻害薬について、腸上皮化成が進行している患者において、プロトンポンプ阻害薬の使用はヘリコバクターピロリ菌除菌後胃癌の発生を有意に増加させる可能性があることを明らかにし、その結果は国際誌Gutに掲載された。 さらに、ヘリコバクターピロリ菌の除菌療法が成功した患者データを詳細に解析した。組織学的解析を行い、酸分泌抑制薬を使用している患者は、除菌療法が成功した後も、胃前庭部、体部の両方において、萎縮の改善効果が低下することを明らかにした。この結果は国際誌International Journal of Molecular Sciencesにアクセプトされた。
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