研究課題/領域番号 |
17K16029
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
三木 孝次郎 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (70648229)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 浅大腿動脈 / 自己拡張型ステント / 再狭窄 |
研究実績の概要 |
浅大腿動脈(Superficial Femoral Artery: SFA)への自己拡張型ステント留置術は慢性期の高い再狭窄率(約20%:留置後1年)が問題である。再狭窄の原因として新生内膜の過増殖が挙げられる。動物実験ではステント留置術の際のステントサイズ(径)の選択は、新生内膜の増殖において重要であると報告されているものの、臨床現場ではステント径の選択に関する指針などは無く、曖昧な基準で選択されている。光干渉断層診断(Optical Frequency Domain Imaging: OFDI)は近年使用可能となった画像診断装置であり、良好な解像度を特徴とする。本研究はOFDIを用いてステント留置後6か月の血管反応を観察し、SFA病変に対しての至適ステント径の検討を行う事を目的とする。至適なステント径についての検討は、ステント治療の成績向上へ貢献できると考える。 平成30年4月の時点で目標症例40例中14例の登録が終了し、そのうち7症例でステント留置後6か月のOFDI検査を施行している。事前に予想した登録進行状況よりやや遅れている。今のところ本研究においての有害事象は発生していない。今後も引き続き随時症例登録を進めていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究に登録可能と考えらえる症例数が当初の予定よりも少ない為
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今後の研究の推進方策 |
随時症例の登録と留置後6か月のOFDI検査を進める。また得られたOFDIデータの解析を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
購入したカテーテルの金額が、予定よりも安価であった為、次年度使用額が生じた。次年度において、研究に必要となる消耗品の購入する予定である。
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