本研究に、600人の乳児を参加登録し、10週齢(n = 585)、14週齢(n = 564)、9か月(n = 470)、12か月(n = 340)、15か月(n = 169)の各時点で追跡調査を行なった。 12ヶ月と15ヶ月の各時点については現在も追跡調査中である。現在までに1530の鼻咽頭ぬぐい液を採取し、DNAの抽出を開始している。検体の移送について、既にカトマンズにあるネパール医療研究評議会から同意と承認を受けている。DNAは長崎大学熱帯医学研究所に持ち込まれ、肺炎球菌の血清型について調べられ、ワクチンに含まれる血清型と含まれない血清型の出現率について同定される予定である。
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