研究課題
1.当該期間に実施した小児に対するT細胞非除去HLA半合致移植において、研究計画に添って移植後、day 7, 10, 12, 14, 21日目の血液から血漿を分離し、凍結保存した。2.上記凍結保存検体を用いて、Luminexにより生着前後のサイトカインとしてIL-1b, IL-2, IL-4, IL-5, IL-6, IL-8, IL-10, IL-12, IL-13, GM-CSF, IFNg, TNFaの測定を18名まで終了した。
2: おおむね順調に進展している
本年度前半までにLuminexによるサイトカイン測定を全て終了する見込みで、本年度末でで統計学的な検討を終了できる見込みのため。
1.今後に実施する小児T細胞非除去HLA半合致移植患者さんの生着前後の検体を予定通り採取し、凍結保存する。2.Luminexによるサイトカイン測定、本年度前半中に5回実施し、予定症例数に到達できるようにする。3.サイトカイン測定結果と臨床経過から新規バイオマーカーを探索する。
物品費の微小な誤差により次年度使用が生じたが、少額であり、次年度使用計画に変更はない。