研究課題
乾癬のモデル細胞系として 報告されているSTAT-3高発現ケラチノサイト細胞系において、EGFRIを添加し、表皮の増殖速度の評価を行う予定であった。また乾癬のモデル細胞系として報告されているSTAT-3高発現ケラチノサイト細胞系で立体培養を行う予定であった。どち らも有用な結果を出す事はできなかった。そのため研究計画を変更し臨床検体や診療情報を用いた研究を行った。皮膚疾患における疾患特異的遺伝子の角化における役割や、その治療について報告を行った。NIPAL4遺伝子が角層中のアシルセラミドの代謝に関わること、およびその変異における病態にIL-17やIL-36が関係していることを報告した。爪乾癬の2症例において、合剤の外用ゲルが爪病変の症状改善に有用であることを報告し、その理由が油性ゲルの浸透性の高さにある可能性があると報告した。
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J Dermatol
巻: epub ページ: epub
10.1111/1346-8138.15314.
J Dermatol Sci
10.1016/j.jdermsci.