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2019 年度 研究成果報告書

安全な子宮頚癌治療に向けた小線源治療専用の品質管理ツールの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K16480
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関北里大学

研究代表者

野澤 茉莉花  北里大学, 医学部, 助教 (30773501)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード子宮頚癌 / 小線源治療 / 品質管理 / シンチレーター / 人体模擬ファントム
研究成果の概要

20-30歳代女性の子宮頸癌の発症率が増加している中、高線量率(HDR)小線源治療は副作用が少なく、集中して高い線量を投与できる優れたがん治療法である。高線量率小線源治療の進歩に伴い、治療の安全な実施に向け品質保証(QA)の重要性が高まっている。しかし、従来のQA法では時間がかかり、いくつかの異なる測定ツールを使用する必要がある。そこで、新たに放射線の可視化に基づき、HDR小線源治療専用のシンプルなQAツールを開発し、その性能を評価した。この方法は、線量分布、線源強度、線源位置を同時に測定できるため、HDR小線源治療の迅速かつ簡単なQA法に適していると考えられる。

自由記述の分野

放射線治療

研究成果の学術的意義や社会的意義

aaa高線量率小線源治療の品質保証は、従来、時間がかかり、煩雑であったが、迅速かつ簡便に行うことが可能になった。線源動作エラーを未然に発見することで、さらに安全な子宮頚癌放射線治療の実施に寄与すると期待される。放射線による発光を、広くがん放射線治療の品質保証法に適用できる可能性が示せ、さらなる応用が期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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