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2018 年度 研究成果報告書

オートリソソームを介した癌幹細胞維持機構の阻害による大腸癌新規根治的療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K16541
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

竹田 充伸  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (90768962)

研究協力者 原口 直紹  
高橋 秀和  
三吉 範克  
畑 泰司  
松田 宙  
水島 恒和  
山本 浩文  
土岐 祐一郎  
森 正樹  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワード癌幹細胞 / リソソーム / オートファジー / 抗マラリア薬 / 大腸癌
研究成果の概要

癌幹細胞は、癌の治療抵抗性獲得に重要な役割を担っている。癌の根治を目指すためには、癌幹細胞を標的化する治療が求められる。われわれは、大腸癌幹細胞集団ではリソソーム活性が亢進しており、リソソーム活性が亢進している細胞集団は、高いsphere形成能や造腫瘍性を有することを示した。
リソソーム経路を阻害する薬剤スクリーニングを施行し、抗マラリア薬であるメフロキンを同定した。メフロキンにより癌幹細胞集団は消失した。またメフロキンがるRAB5/7を標的化してリソソーム経路を阻害していることを見出した。最後に、in vivoにおいても、メフロキンと抗癌剤併用療法は高い抗腫瘍効果を持つことを示せた。

自由記述の分野

大腸癌幹細胞

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本で使用可能な抗マラリア薬のメフロキンを大腸癌にリボジショニングすることにより、リソソーム経路を阻害することで癌幹細胞を治療標的にすることが可能になれば、抗癌剤に不応・不耐な難治性再発大腸癌においても根治を目指すことが出来る新規治療薬開発につながると考えられる。メフロキンは、抗癌剤と比べて重篤な副作用の発現がなく、イリノテカンやオキサリプラチンに相乗的に働き、K-ras変異に依存せずに高い抗腫瘍効果をもつ。メフロキンの大腸癌への臨床応用は、癌幹細胞を治療標的とする従来にない薬理作用をもつ革新的な治療法になりうる。

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公開日: 2020-03-30  

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