研究実績の概要 |
以下を第30回日本口腔咽頭科学会で発表した。 C56BL/6Nマウスをウレタン麻酔し、呼吸を安定させるために気管切開を行い、自発呼吸下で急性実験を行った。味覚野と味覚野は隣接しているため、初回刺激と してアイソレイターを用いてマウスの舌表面に700uA, 10Hz, 10pulsesの電気刺激を与えた。結果過去の報告と一致した中大脳動脈の周囲に蛍光反応を捉えるこ とができた。この領域がマウス大脳皮質味覚野であると考えられるが、知覚刺激による反応である可能性も考えられた。
甘味刺激、苦味刺激、蒸留水による無味刺激で無味では反応は認めず、甘味と苦味で反応の強度の違いを認めた。MAPの同定までできていない。 現在GCaMPマウスに対して刺激を行い、反応の増強が認められた。今後触覚、痛み刺激を用いての研究を進めている。
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