外部環境リズムと生体内リズムの不一致は夜間交代勤務者などに生じる生体リズム障害として知られており、睡眠障害だけでなくうつ症状や認知機能障害などの疾患リスクを上昇させる。緑内障が生体リズムへ影響することが報告されているが、極早期緑内障での生体リズム障害は不明である。本研究では大規模疫学研究参加者を対象として879名の眼科検査を実施した。879名のうちの初期対象者の検討では極早期緑内障と自覚的な睡眠の質・うつ症状・認知機能・メラトニン代謝産物(6-sulfatoxymelatonin)との有意な関連は認めなかった。
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