研究課題
マクロファージ除去に伴う小腸グラフトの生存期間延長を研究中。クロドロン酸ではマクロファージの除去を認めたが、グラフトの生存期間延長には至らなかった。そこで、新規免疫抑制剤であるPQA-18を使用したところ、ラット小腸移植モデルでグラフト延長期間を認めた。また、骨髄マクロファージより骨髄幹細胞を回収、PQA-18投与下にて培養を行ったところ、マクロファージの分化抑制を認めた。さらに、移植後6日目のグラフト腸管膜リンパ節を調べたところ、移植群と比べてマクロファージの減少を認めた。
2: おおむね順調に進展している
マクロファージ除去に伴う小腸移植グラフトの生存延長を研究中。投薬群で有意差を認めており、今後実験を詰めていく段階である。
現在、これまでのデータをまとめて論文製作中である。投稿後に要求があれば追加実験を行う予定である。
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