研究課題
最終年度には、今まで行ってきた研究内容を取りまとめ論文化した。ADAM10(a disintegrin and metalloproteinase)をDCから欠失させたマウスを作成し、ADAM10が脾臓の樹状細胞の分化に必須であることを明らかにした。このマウスでは、古典型樹状細胞(cDC)のうち脾臓のcDC2の分化に異常があり、ADAM10がその分化に関与していた。また、この分化にはサイトカインであるFlt3LによるADAM10-Flt3Lの経路が必要である可能性を示した。これらの結果をまとめ論文を米国科学アカデミー紀行(PNAS)に投稿し、掲載された。これらの免疫学的知識を応用した報告を臨床において行った。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件)
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
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