本研究では、機械研磨、サンドブラスト、酸エッチング処理チタンプレート上でのMC3T3-E1培養で変動するmiRNAの同定、機能分析を行った。 マイクロアレイ解析では470種類のmiRNA発現上昇、2290種類のmiRNA発現低下を認めた。発現変動するmiRNAについてRT-qPCRを行ったが同様の結果を得ることは出来なかった。一方、発現を認めたmiR-671-5pの過剰発現は細胞増殖に影響を与え、Fgfr2を標的に持つ可能性が示された。 以上より、チタンプレート上でのMC3T3-E1培養ではmiRNA発現を変動させる可能性、miR-671-5pが細胞増殖に影響を与える可能性が示唆された。
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