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2018 年度 研究成果報告書

miRNAデリバリーを利用したシェーグレン症候群に対する新たな治療法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 17K17244
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

酒井 学  大阪大学, 歯学部附属病院, 技術職員 (50643376)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワードシェーグレン症候群 / miRNA
研究成果の概要

シェーグレン症候群(SS)は、口腔内の慢性炎症や唾液分泌量の低下、乾燥症状を引き起こす全身性の難治性自己免疫疾患であり、現状ではSSに対する治療は乾燥症状に対する対症療法が基本となってしまう。本研究では近年注目を浴びている核酸デリバリーシステムを利用した新しい治療法の開発を目指すべく、原発性シェーグレン症候群モデルマウス(IQI/Jicマウス)を使用し、SS特異的に上昇するmiRNA146a-5p とmiRNA146b-5pを同定した。この結果はmiRNA-146aとmiRNA146b-5pを将来的にシェーグレン症候群に対する核酸デリバリーシステムを利用した治療に使用できる可能性を示唆した。

自由記述の分野

器官再生、器官発達、基礎歯学

研究成果の学術的意義や社会的意義

シェーグレン症候群(SS)は、口腔内の慢性炎症や唾液分泌量の低下、乾燥症状を引き起こす全身性の難治性自己免疫疾患であり、現状ではSSに対する治療は乾燥症状に対する対症療法が基本となってしまう。本研究ではSSモデルマウスからmiRNA146a-5pとmiRNA146b-5pを同定した。本研究成果は、これまで関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの他の自己免疫疾患と比較し、免疫抑制剤や生物学的製剤による治療法が確立していないSSに対する、miRNAを利用する新たな治療法の確立へと繋がる学術的、社会的意義を示した。

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公開日: 2020-03-30  

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