歯科臨床における実践的英語運用能力のための教育(歯科英語教育)は重要であるが、当該教育に関する研究は限られており教材も不足している。そこで本研究では全国の歯科大学で使用可能な、歯科英語教育に活用できるeラーニング教材開発を行った。教材は臨床判断・診断能力に関する学習に加え、歯科の英語を学習できるように工夫した。 その後教材を用いたeラーニングコースを立ち上げ活用した。学習者からの評価等により、教材の有用性、歯科英語教育のニーズ等を確認できたと同時に、段階的な歯科英語教育について検討が必要と考えられた。限られたカリキュラム時間においては学年に応じたeラーニング活用も重要な方法であると考えられた。
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