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2021 年度 実施状況報告書

アルコール摂取が歯周病に与える影響および他栄養素を含む包括的環境要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17367
研究機関新潟大学

研究代表者

諏訪間 加奈  新潟大学, 医歯学系, 助教 (00722183)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード現在歯数 / アルコール摂取量
研究実績の概要

令和3年度は、アルコール摂取量と現在歯数との関連について、40歳から97歳の7,438名を対象に分析を行い、学会発表をおこなった。アルコール摂取量は、1週間のエタノール摂取量を「0g」、「1-149g」、「150-299g」、「300-449g」、「450g以上」の5群に分類した。分析の結果、60-79歳男性において有意な関連がみられ、1週間のエタノール摂取量が「150-299g」に比べ、「150-299g」以外の4群では現在歯数が少ない可能性が示唆された。
上記の分析結果を受け、さらに対象者を拡大して分析を進めている。分析対象者は、40歳から97歳の39,764名(男性18,893名、女性20,871名)である。また、アルコール摂取状況を明確にするため、アルコール摂取状況を「非飲酒者」、「過去飲酒者」、「週1-149g」、「週150-299g」、「週300-449g」、「週450g以上」の6群とした。分析の結果、アルコール摂取状況と現在歯数との関連について有意な差がみられ、関連に性差がある事が明らかになった。新たな分析結果について、論文投稿の準備を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナウィルス感染症の流行により、研究成果報告の作業が遅れているため。

今後の研究の推進方策

アルコール摂取状況と現在歯数の関連について、論文投稿の準備を進めている。

次年度使用額が生じた理由

研究成果発表や情報収集のため参加予定であった国際・国内学会が、コロナウィルス感染症流行によりオンラインによる開催となり、旅費の支出がなくなったため。また、論文投稿の作業が遅れたため、次年度使用額が生じた。次年度使用額は、国際・国内学会への参加や論文投稿に使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Relationship Between Alcohol Consumption and Number of Present Teeth in Community-Dwelling Japanese.2021

    • 著者名/発表者名
      K. Suwama, A. Yoshihara, N. Kaneko, T. Hoshino, K. Minagawa, M. Iwasaki, Y. Ito, J. Tanaka
    • 学会等名
      2021 IADR/AADR/CADR General Session

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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