研究成果の概要 |
アルコール摂取と歯周病をはじめとする口腔健康状態との関連を明らかにするため、40歳以上の地域住民25,216名(男性13,211名,女性12,005名)を対象とし、分析を実施した。その結果、アルコール摂取状況および1週間の摂取量と歯の喪失との関連がみられ、現在飲酒者では1週間の摂取量が多いほど歯の喪失との関連が強いことが示唆された。また、その関連は女性の方が強い可能性が示唆された。非飲酒者や過去飲酒者では、男女ともに健康状態や健康行動の状況が歯の喪失状況に影響した可能性が考えられた。
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