病院に勤務する看護職を対象に個々の看護職のプロフェッショナリズムがチームダイナミクスを経て組織や患者におよぼす影響を検証するために、11施設67病棟で自記式またはWeb調査票を用いた横断的研究を実施した。看護職がプロフェッショナリズムを備えることにより,看護の質が高くなる示唆を得た。 さらに、プロフェッショナリズムを備えた看護職の経験を通して看護職のプロフェッショナリズムの成長プロセスを明らかにするために14名の看護職に半構造化面接を実施して質的研究を実施した。個々の看護職に研鑽をゆだねるだけでなく、職場環境や管理者の関わりによりプロフェッショナリズムを効果的に高められることを明らかにした。
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