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2018 年度 実施状況報告書

小規模病院における退院支援の質向上のための教育プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K17406
研究機関山形県立保健医療大学

研究代表者

齋藤 愛依  山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (80779679)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード退院支援 / 小規模病院 / 病棟看護師
研究実績の概要

第38回日本看護科学学会学術集会において、「地域包括ケア病棟に勤務する看護師の思いと関り」という内容で研究発表を実施した。地域包括ケア病棟に勤務する看護師は、限られた期間の中で、患者や家族がより良い在宅療養を送ることができるのかを考え、どのような思いで患者や家族に関わっているのかについての報告を実施した。
また、小規模病院の地域包括ケア病棟に勤務する看護師に対して、聞き取り調査を行い、病棟での退院支援の流れやだれが責任者としてかかわるのか、確認態勢等について調査を行った。病棟看護師の中での退院支援に関わる情報収集の内容の差や、患者家族とのかかわり方、院内外の他職種との連携において個人差が見られることがわかった。また、患者、家族においても、高齢のみの世帯や独居などの社会的な問題を抱えた人が増加している印象があり、退院支援がスムーズにいかないケースが増加しているという現状が明らかになった。以上の聞き取り調査を踏まえて、今後さらに聞き取りを行い、退院支援の質を高めるために何が必要なのか検討を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

看護教育でのエフォートが大きくなってしまい、当初の研究計画から遅れている状況である。

今後の研究の推進方策

研究計画の修正のため、医療機関での聞き取り等を行い、研究計画の方向性を検討している状況である。
8月~9月に調査が開始できるように現在準備を行っている状況である。
教育に対するエフォートが大きくなってしまったことに関しては、再度時間のマネジメントを振り返り、研究活動を行う時間の確保を図っていきたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗状況が遅れているため、研究費の使用状況に関しても当初計画と比較して残額が生じている状況である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 地域包括ケア病棟に勤務する看護師の思いと関り2018

    • 著者名/発表者名
      後藤順子,齋藤愛依,佐藤志保
    • 学会等名
      第38回日本看護科学学会学術集会

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公開日: 2019-12-27  

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