これまで同様にA県被災者支援センターで個別支援が必要となるパーソナルサポート支援チーム会議、健康相談会に定期的に参加し、多職種と協議を重ね、被災者の実情の把握に努めてきた。 A県では広域避難者を震災当時から受け入れ、現在も継続した支援体制が確立していることからこれまでの取り組みの実践内容を取り纏めたテキストの一部を執筆することができた。また、公開連続オンラインセミナーにおいて継続支援の在り方というテーマで講師を担当した。A県の取り組みを全国的視野で、かつ継続的支援の視点で振り返り、到達点と課題について意見を重ねることができた。 今後も継続的支援は必要であり、それらを構成するためには看護職のみならず多職種との連携・協働はかかせないことから、その方略について引き続き検討していくことが求められる。
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