講義演習プログラムとして、視点を示す赤印を表示した当事者視点での術後観察動画を作成し、視点の動きをしている意図や、この時に看護師だったら何を考えているかを注意書きとして記載し、音声でも説明した。 視聴した学生からは、「実際の看護師の視点をみることでどこに重きを置いて観察をしているのかが分かった。」「観察している点とその時にどこに視点があるのかが分かりやすかったので、自分も実際に応用しやすいと思った。」など視点の動きを見る事で、従来の講義で習った術後観察から理解が進んだという結果となり、視線の動きを取り入れて作成したプログラムは周術期看護における患者観察を理解する上で効果的だったと言える。
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