目的1)糖尿病透析3年を過ぎた方を参加者に、現象学的アプローチを用いて面接を行い、糖尿病透析患者と家族も含めた周囲の人々との関係性の変化を明らかにした。糖尿病透析患者と身近な人々との関係性を図式化した。 目的2)3)コロナ禍の影響で、介入研究の実施が困難であった。そのため、研究方法を一部変更し、「家族を含めた周囲と結び付く能力」を量的に捉え、評価するための尺度開発を計画し、実施した。尺度原案の作成は、「社会力」(門脇,1999)という「子どもの社会化のための意欲や能力」の枠組みと、目的1)の結果、および先行研究(木本・稲垣,2012)の結果を踏まえた。信頼性と妥当性を確認し測定尺度を開発した。
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