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2020 年度 実施状況報告書

助産学修士課程で修士研究に取り組む成果と課題

研究課題

研究課題/領域番号 17K17480
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

岡山 真理  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30711973)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード修士研究 / 助産師教育 / 大学院 / 修士課程
研究実績の概要

2020年度は研究①で行った大学院助産師教育で実施されている修士研究に関する実態調査の結果を関連学会の学術集会にて発表した。
また、研究②で行った担当教員が感じる大学院助産師教育の修士研究に関する現状と課題についてインタビュー調査の結果を分析し、大学院助産師教育で修士研究に取り組む成果と課題についてまとめた。【大学院助産師教育を取り巻く環境】には、<学習基礎能力><2学年の協同><研究指導教員>があり、大学院助産師課程の【修了生の研究遂行能力に関係する要因】として、<取り組んだ研究内容><志望動機と修士研究に取り組む意欲><助産学実習が研究遂行に与える影響><修士研究に打ち込むための工夫とカリキュラム><修了生の助産実践能力>があった。【修了生の研究遂行能力】としては、<修士論文は助産以外の修士課程修了生に劣らない><一通りの研究プロセスは身についている>ことが明らかになった反面、<研究遂行能力は他の修士課程と同等とはいえない><経験する研究プロセスが浅い><研究規模が縮小しがち>という現状もあった。修士研究に取り組むことで獲得され得る【大学院助産師教育の2次成果物】として、<キャリアプランの発展><社会性と助産師アイデンティティの発達>があることがわかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2020年度は最終年度として実施した研究②(担当教員が感じる大学院助産師教育の現状と課題)について成果を公表する計画だったが、関連する学会の学術誌投稿に至らなかったため、研究期間を延長し研究②の公表を目指す。

今後の研究の推進方策

関連学会の学術誌投稿または学会発表にて成果の公表を行う。

次年度使用額が生じた理由

予定していた関連学術誌への投稿に至らなかったことから、未使用額を次年度の投稿料等、成果の発表のために使用したい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 大学院助産師教育の修士研究に関する実態調査2020

    • 著者名/発表者名
      岡山真理、五十嵐稔子
    • 学会等名
      第40回日本看護科学学会学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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