本研究の目的は、助産師が個々に持つ専門的知識や技術の積み重ねである臨床判断を明らかにすることおよび、臨床判断に関する現任教育プログラムを開発することである。 妊娠期ケアにおいて助産師は、母体と胎児の健康状態に必要な情報を収集し、7つの方法を用いて、正常な妊娠かどうかを3つの視点を用いて解釈しており、その解釈に基づいて、異常として医療機関を連携する、より正常に経過するためのケアの選択、異常にならないためのケアの選択を行っていた。この結果を基に学習のプロセスを支援する目的を持つインストラクショナルデザインを用いて、現任教育プログラムを開発した。
|