本研究の目的は、脳室内出血もしくは脳質周囲白質軟化症を合併し、脳性麻痺発症のリスクが高まった早産児の両親の父親役割遂行に向けた調整を支援する、新生児集中治療室(以下、NICU)における看護援助を明示することであった。先行研究「脳性麻痺発症のリスクが高い早産児の父親役割遂行に向けた父親の調整過程」で得られた結果、および文献検討から看護援助を作成、専門家会議により内容的妥当性・実行可能性を検討し、NICUにおける看護援助として、①アセスメント指標、②看護援助の概念枠組み、③看護職の行動指標、さらに初定期外来受診時に使用する④評価指標を作成した。その後、上記①~④を含む実践マニュアルを作成した。
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