研究課題/領域番号 |
17K17492
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 文子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (80782234)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 妊娠糖尿病 / 運動療法 |
研究実績の概要 |
アジア人妊婦は遺伝的にインスリン分泌能が低く、晩婚化や高年齢出産でインスリン抵抗性は増大する。日本人の妊娠糖尿病の発症率は12%と試算され、妊娠糖尿病既往女性の25%は産後10年間で2型糖尿病を発症している。日本人妊婦には妊娠糖尿病予防対策が喫緊の課題である。糖代謝異常の治療管理には、食事療法、薬物治療とともに運動療法が挙げられるが、妊婦に対する安全性や実現可能性への懸念から、運動療法は一般的ではない。しかしながら、歩行などの軽度の身体活動の支援は妊婦にも実施でき、より効果的な治療法となり得る可能性がある。本研究は、妊娠糖尿病予防対策の中で、これまで注目されていなかった運動療法の視点から日常の身体活動の調査し、その効果の検証を実施する。平成29年度は、妊娠糖尿病妊婦の日常の身体活動量を検討し、基礎的資料を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画書を立案する際に必要な妊娠糖尿病妊婦の基礎的データが不足しており、まず基礎的データの作成を行った。
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今後の研究の推進方策 |
リクルートを依頼予定の病院には、口頭で内諾をいただいており、平成30年度は研究計画の倫理申請を行い、調査を開始する所存である。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成29年度は調査開始に至らなかったため、経費に余剰が出た。 平成30年度は調査を開始するため、助成金を計画通り使用予定である。
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