本研究ではWellness Recovery Action Plan(WRAP) クラスの開催やWRAPファシリテーター有資格者へのアンケート調査でWRAPのプランのデータ収集をおこない、元気に役立つ道具箱というリカバリーするためのツールのみならず、WRAPの各種サインとプランごとに集計した。どのプランにおいても人間関係に関わるものがサインとして多く挙げられており、他者との関わり方がリカバリーに大きく影響していることが考えられた。これにより、WRAPのプラン共有データベースを作成し、精神疾患患者などが一人でも活用できる情報リソース(Webページ)を開発した。
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