研究課題
本研究は、海外の日本語学習者がどのように複数の実践コミュニティを行き来しながら、 日本語を使用し、学びを深めているのかを「越境」の理論を使って、明らかにするための基礎的研究である。複数のコミュニティや文脈、状況を行き来しながら学ぶ「越境」は、1つのコミュニティや文脈、状況での学びと異なるとされている。1つのコミュニティや文脈、状況での学びでは、そこで価値のあるスキルや知識が熟達するのに対し、越境を伴う学びでは考え方が変わったり、物の見方が変わったりすると考えられている(香川 2015)。2021年度は、コロナ禍で計画していたデータ収集ができず、また自身の産前・産後休業、育児休業などにより、これまで分かった知見をまとめるという作業も十分に行うことができなかった。
4: 遅れている
新型コロナの影響でデータ収集が予定通り実施できず、また自身の産前・産後休業、育児休業のため作業時間を十分に確保できなかったため。
本研究でこれまでに得られた知見をまとめる。
産前・産後休暇、育児休暇の取得のため、十分な作業時間を確保できず、研究を進めることができなかったため。2022年度は、2021年度に実施できなかった分を実施する。
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