糖尿病外来患者40名を対象に持続血糖値モニターにより血糖変動を神経伝導試験により末梢神経機能の評価を行った。血糖変動の増大は内側足底神経複合活動電位振幅減少に対して独立した影響因子であり、血糖変動は糖尿病性神経障害の独立したリスクファクターであると考えられた。 65名の糖尿病入院患者において尿中8-iso-Prostaglandin F2αにより酸化ストレスを評価した。血糖変動は入院2日目の酸化ストレスと関係があった。2日目から8日目にかけて血糖変動は減少したが、酸化ストレスは変化しなかった。血糖変動は酸化ストレスに影響を与える可能性があるが短期間では酸化ストレスに影響は見られなかった。
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