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2021 年度 研究成果報告書

顎顔面形態に関する胎児期から成人期までのライフコース研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K17697
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
子ども学(子ども環境学)
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

保田 裕子  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (20707476)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード不正咬合 / 出生コホート / 喫煙 / モンゴロイド
研究成果の概要

不正咬合の発症に、妊娠期ならびに小児期の社会・環境要因がどのように影響しているのか、および不正咬合が心身の健康状態に与える影響を明らかにすることを目的に、山梨県甲州市の出生コホート「甲州市母子保健縦断調査」の思春期調査の追加調査として、甲州市立中学校5校に在籍する全生徒の実態調査を行った。
結果として、一般集団を対象にした縦断調査において、母親の喫煙習慣とその子どもの永久歯の欠損の発症との関連を明らかにした。これらの結果は、母親の喫煙が子どもの永久歯欠損に与える影響のメカニズムを解明するための基礎的資料である。

自由記述の分野

矯正歯科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究にて明らかとなった不正咬合の発症要因、および不正咬合が健康状態に与える影響は、今後の不正咬合の予防・治療の政策を立案する上で重要な論理的基盤となり、結果として子どもの健康状態を改善することが可能となる。さらに本研究は自治体が主体で行っているため、学校や社会への還元が行いやすい環境にある。よって、不正咬合の予防政策の立案及び実施のモデルとなる可能性が期待できる。

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公開日: 2023-01-30  

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