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2019 年度 研究成果報告書

視覚および聴覚情報の優先性による楽器演奏方略の違いに関する実験検証

研究課題

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研究課題/領域番号 17K17726
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験心理学
認知科学
研究機関電気通信大学

研究代表者

饗庭 絵里子  電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40569761)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードピアノ演奏 / 演奏家 / 情報処理方略 / 感覚モダリティ / 記憶
研究成果の概要

緻密な運動制御を行うためには長期間にわたる訓練が必要である.また,他者に秀でるためには自分に最適な情報処理方略を見出す必要がある.
そこで,本研究においては耳コピー演奏あるいは初見演奏が得意なピアニストの感覚運動情報処理の間にどのような違いがあるのかを質問紙調査および行動実験を実施して検証した.
その結果,両タイプのピアニストが自分にとって最も記憶を保持しやすいモダリティ情報に瞬時に変換している可能性が示唆された.

自由記述の分野

認知科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

既存の研究においては,演奏家と非演奏家というくくりで研究が行われており,演奏家内の情報処理方略の差は検証の対象になっていない.同じ出力が得られる場合にはおおよそ同じ方略を使用しているとされてきたため,実際には存在する違いが埋もれたままである可能性がある.その違いを明らかにすることにより,将来的に演奏学習の際の適切な練習方法の提案等に活用することができる.

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公開日: 2021-02-19  

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