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2018 年度 研究成果報告書

古代マヤ文明南西周縁域の広域考古人骨研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K17754
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 考古学
自然人類学
研究機関金沢大学

研究代表者

鈴木 真太郎  金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 客員研究員 (80767757)

研究協力者 バリエントス トマス  デルバジェ大学
サンドバル アンドレア  デルバジェ大学
メヒア エクトル  トレクサ社
プライス ダグラス  ウィスコンシン大学
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワード自然人類学 / 考古人骨研究 / 古代マヤ / 古代メソアメリカ / 古代アメリカ / 糧食文化 / 移民動態 / 紀元前後
研究成果の概要

グアテマラ南海岸地方にあるシンカベサス遺跡の考古人骨群を中心に研究をおこなった。同じく南海岸地方でより時代の古いレイノサ遺跡と、ホンジュラス西部にあり時代の新しいコパン遺跡と、それぞれ多角的に比較検証をすることで、文明黎明期の文明周縁地に関する重要な所見を得ることができた。それは同地における多様性と活発な移民流動である。ライフスタイルや民族性を異にする多様な集団が動き交わる中で、のちに隆盛を極める古代マヤ文明の根幹が形成されていったのであろう。

自由記述の分野

人文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

遠く古代マヤ文明を対象とした外国考古学で、特に専門性の高い考古人骨の研究を日本の科学研究費で進められたことの学術的、社会的意義は極めて大きい。日本人研究者による新大陸考古学への進出は盛んであり、その研究も国際的に高い評価を得ている。その一方で考古学における最重要文化遺産の一端である古人骨に関しては、体系的な研究が極めて遅れている。依然、日本の外国考古学研究における隙間分野と言わざるを得ない。今後のより活発な研究が期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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