認知心理学分野で研究が行われているプライミング効果に着目し、批判的な情報検索に必要となる態度を促進するクエリ補完機構「クエリプライミング」に関する設計・検証を行った。 提案システムでは、証拠の重視、客観的な視点、探究心、論理的思考の自覚といった批判的思考に必要とされる態度を連想させるキーワードをクエリ補完時に提示する。また,文書閲覧時に引用ソースが曖昧な文をハイライトすることで批判的情報探索を促すブラウザ拡張に関する研究を行った.さらに,ウェブ検索ユーザの批判的検索能力の評価指標である「ウェブアクセスリテラシー尺度」の開発を行った.
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