今後の研究の推進方策 |
撮影が終了している7テスラMRIによる拡散テンソル画像を使用したトラクトグラフィーの解析を行う。脳梗塞作成後2週間後に、全例断頭し、試料切片を作成する。同時に内頚静脈から採血も行い遠心分離して血漿を-80℃に保存する。Mouse Brain(フナコシ株式会社)を-80℃で保存し、クライオスタット(LEICA, CM1950, Wetzlar, Germany)にて、厚さ10 μmの冠状断凍結切片を作成する。質量分析用には、導電性の金コロイドスライドガラス(Bruker Daltonics, Bremen, Germany)を使用する。質量分析の前処理として,70%エタノール,15 secを2回,99.9% エタノール,15 secで洗浄したのち,風乾する。質量分析装置に関しては、我々の研究室と同じ建物内のCoMIT共通基盤部門にて行い、マトリクス支援レーザー脱離イオン化-飛行時間型(Matrix-assisted laser dissociation/ionization-Time of flight [MALDI-Tof] 型)質量分析装置を使用した代謝物の網羅的解析を行う。
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