Nec-1の適量を実際にモデルを作成の際に決定することが出来た。 また、脊髄冷却、Nec-1 投与による後肢運動機能保護効果の有無を確認でき、その効果を立証できた。 Western blot 法によりネクロプトーシス関連蛋白質(RIPK1、RIPK3、MLKL、Caspase 8、cIAP1/2、TAK1)の発現や経時的変化を定量的に評価出来た。脊髄冷却、Nec-1 投与モデルではこれらの発現を抑制することが出来た。 さらにHE 染色により脊髄冷却、Nec-1 投与モデルでは脊髄前角における運動神経細胞の生存の程度差を確認し虚血による細胞死を抑えることを確認することが出来た。
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