研究課題/領域番号 |
17K17952
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 文化人類学 / 大衆文化 / マス・メディア / アイデンティティー / 批判思考 |
研究実績の概要 |
2020年4月1日から2021年3月31日まで、マス・メディアと文化的現象の間に行う現象としての宝塚歌劇に関しての研究はコロナの危険性の状態から影響を受けて来ています。従って、まずは、提出した研究企画から離れて、研究プロジェクトを一年間を延長しました。2020年中、宝塚歌劇の公演は長期的に中止されて、入国制限も行なわれ、国内出張旅行等も禁止されたので、現地調査は減らしました。コロナ危険性の状態以前、収集された資料に基づいて研究を続けながら、論文を出版し、Zoom、Teams、Facebook Messenger、LINE等でインフォーマントと面談や、インタービューを行い続けました。オンライン学会にも参加しました。 現時点、積極的現地調査は不可能なので、インフォーマントの情報や、印象に基づいて、代表的公演のDVD・BluRayを購入し、現象学的参考しています。また、ファンクラブ活動はほとんど中止され、行う場合にも参加が出来なくなっているので、参与観察という主な研究方法の代わりに、最終的著書には、現在の宝塚歌劇を部分的にディースクール分析的に構造しに行きたいと思います。 実際会わずに、デジタル協力は強化になっている場合もあります。例えば、小竹智氏は、1990年代から東映アニメーション企業の社員として宝塚歌劇に関してマスメディア向きの方向を作成した方で、様々な協力していただき、現在、2つ目の英語での学術論文を共同執筆になっています。将来的には、日本人読者向きの日本語の学術論文を共同執筆する予定はあります。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
完全にコロナ危険性の状態の影響を受け、研究を続けるのは遅れてしまいました。特に、長期的に現地調査ができずに、公演を観劇もできずに、インフォーマントと情報・印象交換の機会もなくなってしまいました。最終的著書の内容は、国際学術学会に参加しながら、確認したり、強化したりするつもりでしたが、オンライン学会発表をしても、学術交換は実際より非常に少なかったのです。 デジタルでインフォーマントや、研究者等とやりとりするのは、実際に会って、積極的交換するより、時間がかかります。その上で、誤解されたりする場合もあるし、誤解を避ける為、注意しながらコミュニケーションするのも時間はかかります。
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今後の研究の推進方策 |
現時点まで収集してきている資料に基づいて、最終的著書を作成をする予定です。国際学術学会の参加を諦めて、オンライン式(Zoom、Teams、Facebook Messenger等)学者とやりとりしながら、出版手続きを終了するつもりです。現実的に考えると、2022年3月31日まで状態は落ち着くわけではないので、提出した研究企画に記入している国際学術学会にの参加や、公式発表等は、状態は落ち着いてから必ず行いたいと思います。その上で、以上述べたように、小竹智氏と将来的には、日本人読者向きの日本語の学術論文を共同執筆する予定はあります。
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次年度使用額が生じた理由 |
科研費を延長した理由は、新型コロナウイルス感染症の危険性の影響で、現地調査が遅れたため、次年度に実施し、使用ていきます。
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