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2019 年度 研究成果報告書

遺伝環境交互作用を考慮した新規頭頸部がん予後予測モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17K18006
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
衛生学・公衆衛生学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

川北 大介  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70584506)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード頭頸部がん / HPV / DNA修復酵素 / 遺伝環境交互作用 / 予後
研究成果の概要

本研究は個別化頭頸部がん予後予測モデルを構築することを目的とする。具体的には、1)喫煙との交互作用が知られているDNA修復酵素遺伝子多型の頭頸部がん予後への影響を検討する、2)中咽頭がん症例の血清抗体を用いて、ヒト乳頭腫ウイルス抗体価をELISA法で測定し予後予測への有効性について検討することである。
研究成果としては、頭頸部がん患者コホートの拡充(1,099症例)と中咽頭がん106例からのゲノムDNAの抽出を行い、パラフィン包埋組織検体を用いたp16の免疫組織学的検討を行った。血清検体を用いたHPV抗体価の測定に関しては継続中である。DNA修復酵素遺伝子多型について追加検討中である。

自由記述の分野

がん疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの疫学研究は予防に重点が置かれており、予後への影響を検討した研究は限られている。疫学手法を用いて、生活習慣・遺伝的因子の頭頸部がん生存への影響について検討することは、個別化頭頸部がん予後予測モデルの構築において重要と考える。疫学研究は得られた知見が臨床への早期の応用が可能であること(禁煙、節酒など)などが特徴に挙げられ、早期の介入効果が期待できる。

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公開日: 2021-02-19  

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