研究課題
若手研究(B)
自家蛍光画像を用いた未染色標本のデジタル染色法の開発を目指して研究を行った.デジタル染色に適した自家蛍光画像の決定,自家蛍光画像と染色画像の位置合わせ,深層学習を用いたデジタル染色の実現という成果が得られた.しかし,自家蛍光が確認できない細胞核が存在することが判明し,今後更なる手法の改善が必要なことが明らかとなった.
病理画像処理
未染色標本のデジタル染色が実現されれば,貴重な組織の染色が必要無くなる点や病理診断を行う際に,一つの組織で様々な染色が可能となることが期待される.これは病理診断の効率化や貴重な組織の保管など医学的意義が大きい.