本研究は、小学校低学年での捕球動作の改善・捕球技能の向上を目的とした学習指導において、ICTを活用した観察的評価基準の効果的な活用方法と有効性を検討することを目的とした。 研究成果は次の通りである。1.iPadを用いた児童自身で自己分析評価できる捕球動作の観察的評価基準を基にしたフィードバックシステムの作成した 2.フィードバックシステムを検証した結果、児童の評価一致率は低く、課題が明らかとなった 3.フィードバックシステムを用いた授業実践を行った結果、ICTを活用した捕球動作の自己分析評価の有効性が明らかとなったが、学校現場におけるフィードバックシステムの活用方法については課題が残された。
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