研究課題/領域番号 |
17K18089
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
三倉 直 杏林大学, 医学部, 医員 (90791723)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | COPD stage Ⅲ、Ⅳ期の診断 / 吸気時横隔膜壁厚 |
研究実績の概要 |
計22例の集積を行い、うち2018年度に集積した14例について解析を行い、結果について2019年度European Respiratory Society国際学会にて学会発表を行った。COPD stageIII/IVを診断する方法として、吸気時の横隔膜壁厚のROC curveを作成し、吸気時壁厚 2.63mmにおいて、感度 71.4%、特異度 100% (AUC 0.816, 95%CI: 0.567-1.0, p=0.048)であったことが判明した。しかし未だ少ない症例数であるため、更なる集積が課題である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
日常診療の多忙とCOVID-19流行の影響で、研究などの不急の診療は控えていたため新規対照症例をリクルート出来ない状況にあった。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19流行状況に応じて、症例の集積を再開する。また、十分な症例集積の後に解析し、論文作成を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
症例が少なく、新たな検査キットを購入する必要がなかったため。
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