放課後等デイサービス看護師を対象とした全国実態調査では、放課後等デイサービス看護師としての経験年数が少ない中で、多岐にわたる看護実践を行い、療育・看護技術に関する知識・経験不足、家族支援の難しさ、研修機会の少なさ、多職種や事業所同士の連携の必要性を述べていた。看護師の困難に関する調査では、知識や技術、連携に関する困難を抱えていた。しかし、看護実践においては、発達、アセスメント、セルフケア、医療安全、倫理的側面への意識を重要視していた。 看護実践の枠組みをもとに、放課後等デイサービスの看護師の役割に関するガイドラインの大枠を捉え、看護実践への姿勢、情報、知識、技術、連携の視点で試案した。
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