研究課題/領域番号 |
17K18179
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
宗教学
地域研究
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研究機関 | 静岡県立大学 (2019-2023) 早稲田大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
塩崎 悠輝 静岡県立大学, 国際関係学部, 准教授 (00609521)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | イスラーム / 東南アジア / 中東 / 南アジア / ロヒンギャ / ウラマー / スーフィズム / デジタル人文学 |
研究成果の概要 |
本研究は、2017年度から2023年度まで、東南アジアにおけるイスラーム法学派が15世紀以から20世紀まで歴史的に形成されていく過程で、他の地域との交流がどのように影響してきたのかを研究した。 具体的には、インドネシア、マレーシア、シンガポールといった東南アジア諸国で資料収集と現地調査を行い、イスラーム学者らの中東および南アジアへの移動と留学が、東南アジアのイスラーム法学に及ぼした影響について調査した。 本研究では、ミャンマーを中心に南アジアと東南アジアを横断して歴史的に移動してきたロヒンギャのイスラーム学者も調査の対象となった。
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自由記述の分野 |
イスラーム研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、東南アジアや中東、南アジアのイスラーム法学およびスーフィズムに関わる資料を収集し、読解、分析することで、地域を横断したイスラーム学者のネットワークの詳細を明らかにしてきた。 歴史を通して、地域を横断した師弟関係やテキスト間の影響が、東南アジアのイスラーム法学やスーフィズムなどの思想を発展させてきた過程を明らかにし、その研究成果は、日本語および英語の論文、著書、国内国外での学術会議で発表されてきた。
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