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2020 年度 実施状況報告書

冷戦下のアメリカ文化政策と在日米軍基地

研究課題

研究課題/領域番号 17K18258
研究機関近畿大学

研究代表者

幸田 直子  近畿大学, 国際学部, 准教授 (30781091)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードアメリカ文化政策
研究実績の概要

グローバルな認識の枠組みで歴史を捉えるという知的潮流の下で、アメリカ史を一国史としてではなく、アメリカと外部の世界のつながり、そして両者の相互的な影響に焦点を当て、それらが何を意味するかを考察する一般・学生向け書籍を執筆した。仮書名は、『越境するアメリカ物語 (ASシリーズ17巻)』であり、 (株)大学教育出版より出版予定です。計画では、海外調査を行い、研究論文を執筆する予定でありましたが、産前の管理入院から産後の育児休暇期間、そして新型コロナ感染拡大により2年以上の間、海外での調査が不可能でありましたので、すでに出版されております文献や論文をもとに、一般・学生向けのアメリカ史の歴史を執筆した。今回の科研研究のテーマは、そのなかの2つの章としてまとめる予定です。他に、Japan Forum special issue投稿予定論文として、「Labor Radicalism of the Sixties: The Antiwar Youth Committee and the Old Left」を執筆予定であります。こちらは、他の研究者の論文と共に「Japanese youth and generational changes」というテーマで、複数の論文から構成するJapan ForumのSpecial issueの1つとして出版する予定です。論文の内容は、1960年代の若い労働者に焦点を当て、都市部の若い労働者がいかに日本の1960年代の政治運動において重要であったかを述べたものです。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

育休、産休、さらにコロナウイルスの影響により、海外出張ができないため。

今後の研究の推進方策

この先、新型コロナ感染状況が改善された後、海外調査を行いたいと思っております。しかし、予定通りに調査が行えない場合は、現在執筆中の単著を完成させることに専念し、その後、国内で可能な調査・文献調査を実施する予定であります。具体的には、東京の国立国会図書館や沖縄の公文書館での調査を考えております。

次年度使用額が生じた理由

育休、産休、さらにコロナウイルスの影響で海外出張ができなかったため。

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公開日: 2021-12-27  

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