研究課題/領域番号 |
17K18268
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
政治学
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研究機関 | 同志社大学 (2019) 関西学院大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
ハーン エドワード 同志社大学, グローバル・コミュニケーション学部, 助教 (70780047)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | political economy / free trade / protectionism / public opinion / self interest / sociotropic attitudes / foreign policy / survey experiments |
研究成果の概要 |
当研究は、全国調査を使い日本国民の外交政策に対する態度を分析する。政策選好に対して個人志向的態度と社会指向的態度がどう影響し、どう異なるかについて明確な分析を提供する。結果は、社会指向性モデルを強くサポートする。日本国民は、貿易に関する態度を形成する際、貿易の社会志向的影響を重視する。さらに、貿易の社会指向的認識は、主として国際貿易が個人に与える影響についての不確かさを減じることで、貿易の個人志向的な認識に影響する。一方、個人志向的な認識は貿易政策に関する認識に影響を与えるが、個人は貿易が自分たちにどう影響するかわからない。さらに、個人が個人志向的な貿易の認識を一般化しているという証拠はない。
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自由記述の分野 |
International Relations
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The research results provide a framework for differentiating sociotropic and egotropic interests. The results further provide insight into public opinion in Japan. Framing trade in terms of societal affects can influence policy preference directly and indirectly by altering egotropic perceptions.
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