近代日本におけるレクチャー・コンサートの導入：仏・独の比較と音楽政策を視点として

2020 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 17K18313
• 研究機関: 名古屋女子大学短期大学部
• 研究代表者: 白石 朝子 名古屋女子大学短期大学部, その他部局等, 講師 (30758181)
• 研究期間 (年度): 2017-04-01 – 2022-03-31
• キーワード: ジル=マルシェックス / レクチャー・コンサート

研究実績の概要

2020年度は育児休業を取得したため研究を中断した。
当初は時間の許す限り研究を続ける予定であったが、新型コロナウイルスの蔓延により、関連機関での資料調査等が叶わず、自宅で関連資料等の文献研究を行った。
成果としては、2019年1月に発表した国際シンポジウム「日本の音の記憶 Mémoir sonore du Japon 」（フランス国立図書館）の論考集”Mémoire sonore du Japon, le disque, la musique et la langue” （BnF et Universit　d’Orléans, mars 2021）刊行に伴い執筆した。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2020年度は育児休業を取得したため研究を中断しており、関連研究等の文献研究を行った。2021年度以降、速やかに研究を再開したい。

今後の研究の推進方策

新型コロナウィルスの蔓延により海外での調査が難しくなったため、海外での資料調査は困難であると考える。できる限り資料請求等で対応し、調査を継続したい。
また、レクチャー・コンサートの開催についても感染状況を鑑みて計画を進めたい。

次年度使用額が生じた理由

2020年度は育児休業を取得したため研究を中断した。行ったことは関連研究等の文献研究および論文執筆作業に限られたため、費用が発生しなかった。
2021年度以降速やかに研究を再開する。

研究成果

• [雑誌論文] Henri Gil-Marchex (1894 1970), ses oeuvres et Japonisme (2021)
  • 著者名/発表者名: Asako SHIRAISHI
  • 雑誌名: Mémoire sonore sonore du Japon, le disque, la musique et la langue 巻: Mars ページ: pp．128‐142