研究課題
2019年度は11月まで、2018年度に定めた方針に従い、これまでの研究の着地点を探るべく各研究者が個別に研究を進めた。2019年11月9日に、研究代表者、研究分担者3名、さらに研究協力者2名が、分担者の所属機関である東北大学の川内南キャンパスに集まり、全体での第4回研究打ち合わせを実施した。そこでは各研究班の研究進捗状況と成果が報告され、意見交換をすると共に、本研究の総括として研究代表者の所属機関である立教大学において開催される公開シンポジウムの内容について議論し、方針を決定した。その後は公開シンポジウムでの発表に向けて、各研究者は個別に準備を進めた。2020年1月11日には、研究代表者1名・研究分担者3名に加えて明治学院大学の久保田浩教授をコメンテーターに迎え、立教大学において公開シンポジウム「「聖人」のことば 先入観を超えて」を開催した。前半の2時間は研究代表者と研究分担者がそれぞれの研究成果を発表した。以下は発表者と発表標題である。長谷川修一「ヘブライ語聖書本文の歴史」、辻学「聖人イエスと福音書」、森山央朗「預言者ムハンマドのことばをめぐる知識体系」、馬場紀寿「インドにおける仏典の歴史」、矢田尚子「聖人孔子と儒家経典」。後半は久保田氏によるコメントと全発表者によるパネルディスカッション、質疑応答を行った。シンポジウムの内容は、2020年度中に学術雑誌に投稿する予定である。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
通訳翻訳研究
巻: 19 ページ: 153-165
『丸山眞男記念比較思想研究センター報告』
巻: 15 ページ: 52-61
Johannes Unsok Ro (ed.), Story and History: The Kings of Israel and Judah in Context
巻: - ページ: 31-51
William Loader, Boris Repschinski, Eric Wong (eds.), Matthew, Paul, and Others: Asian Perspectives on New Testament Themes
巻: - ページ: 207-230