研究課題/領域番号 |
17K18651
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
杉田 郁代 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (90469320)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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キーワード | 大学教育 / クラス担任制度 / 学生支援 |
研究実績の概要 |
2021年度は、これまで検討を行ってきた事項について、検討の過程で見えてきた課題等について、検討を重ねクラス担任当事者を対象に調査を実施した。調査は、自由記述による回答方式で、クラス担任の具体的な事象について尋ねた。これは、これまで行ってきた量的な調査を補完する質的なデータであり、これまで行ってきた量的な調査を補完するとともに、妥当性を確認するデータとなった。それにより、本研究は、量的と質的の混合研究法により、具体の事象を体系的に捉えることが可能となり、学術的な理論構築に資するものとなる。 調査の実施は、コロナ禍であることから大学の授業期間中を避けて、行った。調査時期は、2021年12月から2022年1月に実施した。これにより、学術的な理論構築に向けたデータ準備は整った。また、成果については、調査の実施が年度末に近い状況であったことから、データの分析検証が間に合わず、公表までに至らなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度は、これまで検討を行ってきた事項について、検討の過程で見えてきた課題等について、検討を重ねクラス担任当事者を対象に調査を実施した。実施は、コロナ禍であることから大学の授業期間中を避けて、行った。調査時期は、2021年12月から2022年1月に実施した。これにより、学術的な理論構築に向けたデータ準備は整った。また、成果については、調査の実施が年度末に近い状況であったことから、データの分析検証が間に合わず、公表までに至らなかった
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今後の研究の推進方策 |
2022年度は、最終年度であることから、2021年度に行った調査の分析検討を進めて、成果の公表を行う。2021年度の調査によって、質的なデータを得られたことから、これまで行ってきた量的調査の妥当性の検討も行う。また、学術的な理論構築のためのデータがそろったことから、最終の到達点である学校心理学の視点からの学術的理論構築を行う。
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