研究課題/領域番号 |
17K18677
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
|
研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
原 清治 佛教大学, 教育学部, 教授 (20278469)
|
研究分担者 |
松浦 善満 龍谷大学, 文学部, 教授 (40243365)
山内 乾史 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (20240070)
大多和 直樹 帝京大学, 文学部, 准教授 (60302600)
小針 誠 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (90388067)
小林 至道 青山学院大学, アカデミックライティングセンター, 助手 (60784692)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
キーワード | ネットいじめ / 国際比較 / 質問紙 |
研究成果の概要 |
本研究グループは前の科学研究費(B)15H03491において実施した京滋の高校生66,399人を対象としたネットいじめに関する大規模アンケート調査の結果を主にアメリカ、カナダ、イギリスの研究者および教育関係者と打ち合わせを行い、現地のネットいじめと我が国のそれとの違いについて明らかにした。 研究の最終年度となる令和元年度はとりわけアメリカとカナダ、イギリスの調査関係者との調整を行い、カナダ版、イギリス版およびアメリカ版の質問紙の作成を行い、年度末に大規模調査の質問紙の印刷を行った。
|
自由記述の分野 |
教育社会学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の日本版および欧米版の質問紙が完成したことにより、同時期に高校生を対象とした大規模調査を実施することが可能となる。これまでのいじめの国際比較研究においては、どうしてもアンケートを調査する時期やbullyingのニュアンスの違い等を考慮することが難しく、若者の実態把握をすることは難しかった。しかし、複数のいじめ研究者との協働により、どのエリアの高校生であっても同じネットいじめを想定した質問紙を作成したことによって、できる限り時間差のないネットいじめの実態把握が可能となり、いじめの国際比較研究に大きな意義をもたらすことができると確信する。
|