研究成果の概要 |
RE-Ni-Mg系(RE=La, Nd, Sm)合金でブロック構造の組み換えを伴うインターグロウス化合物をSTEM原子直接観察,第一原理計算を駆使して探索し,ブロック組み換え(マルチモルフィズム)を支配する因子とその構造物性(水素吸放出特性への効果)を調べた.その結果,Sm-Ni-Mg系RE2Ni7型合金でブロック組み換えが見出され,Nd-Ni-Mg系およびSm-Ni-Mg系RE5Ni19型合金でも何らかのブロック組み換えが起こることが確かめられ,インターグロウス化合物のマルチモルフィズムの一般性を確かめることができた.
|