放線菌Streptomyces sp. HEK616および細菌Tsukamurella sp.の複合培養系における新規抗真菌物質5aTHQs類および新規抗生物質streptoaminals (STAMs)類の生合成機構解析の結果、両化合物群が同一の新規II型ポリケチド合成酵素(PKS)によって生合成されることを明らかにした。さらに、希少放線菌Saccharothrix sp.における新規抗がん剤saccharothriolides類の生合成における推定中間体を実証するためのprecursor-directed in situ synthesis (PDSS)法を確立し中間体の発見に成功した。
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