研究課題/領域番号 |
17K19291
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
檀浦 正子 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (90444570)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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キーワード | 師液流 / 膨圧 / パルスラベリング / 師液流モデル / 炭素循環 |
研究実績の概要 |
平成30年度は、産休・育児休業につき研究を中断した。中断中も執筆活動と、国際誌TreePhysiologyの特集号の編集作業を行い、「師部輸送機能と機能不全(Phloem Function and Dysfunction)」を2019年2月に発刊することができた。特集号の中で、2本の研究論文、1本のレビュー論文、1本のイントロダクションの執筆に関わった。また、森林科学にも論文を執筆した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成30年度は、産休・育児休業のため研究が中断したが、執筆活動は継続し、成果を発表することができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、休止していた研究を継続し、ラベリングを行い、師液流速を実測し、各要素を測定する。余裕があれば、師液流速は季節変化するとかんがえられるので、1年の中で複数回のラベリングを行いたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
上記期間、研究代表者の出産・育児休業に伴う中断をおこなったため次年度使用額が生じている。次年度は、中断していた野外実験を再開し、ラベリングを行なう予定である。また、オズモメーターを用いての浸透圧測定や、顕微鏡観察による師部要素の測定も行う。
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